オンライン読書会 シーズン1 デカルト『方法序説』第1回のレジュメを公開します。
「我思う、ゆえに我あり」で有名なデカルト、近代という時代を切り拓いたデカルト。
『方法序説』は、そんな彼が、
「ボクはこんなふうに物事を考えてるんだよね、こんなふうに住む場所や暮らし方を決めているんだよね」
と明かしたライフハック本なのです。
10代のみなさまのご参加をお待ちしています。
11月7日スタートです!
第1回 11月7日 デカルト『方法序説』第5部・第6部
① なぜデカルトはこの本を書いたのか
・ガリレイが宗教裁判で有罪宣告を受けたことを聞き、同じくコペルニクスの地動説を承認している『世界論』の出版を断念
② この本はどんな本か
・「屈折光学」「気象学」「幾何学」の序文(いわばライフハック本)
・ラテン語ではなくフランス語(女性を含めた一般教養人対象)
③ デカルト(の時代の人々)はどのようなものの見方をしていたか
・キリスト教(デカルト自身の信仰)と矛盾しないように世界を説明
・神は完全、世界の創造主
・すべての事物は、神に由来する形相(本性)と、質料(物質)との合成物
・人間は神の似姿(人格、理性、精神をもつ)であり、神に由来する魂(理性的魂)と、肉体との合成物、したがって「人間は自然の主人にして所有者」
④ デカルト(の時代の人々)の世界観
・『世界論』で書こうとしたこと(神が創造した世界について)
THINKERS(シンカーズ)
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